利用価値のある設備がついているか
日本のトイレには和式と洋式があり、古い賃貸物件の中にはまだ和式のままのところも多いようです。リノベーションをして間取りや設備を一新しているところは、ほぼ洋式にしているので、トイレに関しては満足いく設備と言えるでしょう。リノベーションされた物件は広告などにもその旨を出していて、間取りをどうしたかどんな新しい設備を追加したかなどもわかるようになっています。せっかく利用するのであれば利用価値のある設備がついているかどうかを確認した方がいいでしょう。リノベーション物件は工事費がかかっている分賃料や管理費が工事前よりも高くなるケースが多くなります。新しくて、そのうえ使える設備があるのはお得な物件ですが、無駄に使えない設備があると割高に感じるでしょう。

リノベーション後の耐震基準を確認
建物は建築基準法に基づいて建てられる必要があり、古い建物は古い建築基準法で建てられています。新しい建築基準法では耐震基準が厳しくなっているので、新たに建設された賃貸マンションならそれなりの耐震性が期待できるでしょう。古い賃貸物件をリノベーションして人気を取り戻そうとするケースがあり、見た目は新築同様ですが賃料がお得な点が借りる側からするとメリットと言えそうです。ただ古い建物だけに耐震性があまりない可能性もあるので注意が必要です。リノベーション工事の時に必要な耐震補強はしているでしょうが必要以上にしていなければ安心感は薄れるでしょう。一方必要以上に耐震補強をしているのであれば新築より安心して住めるかもしれません。